ニートを楽しむただの女

何もない持ってないし要らない人間のやること。心の解放と言葉の居場所を。

小さな習慣を続けることはお互いを思い遣ることにも繋がる

 

 

 

こんにちは、ただのニートです。

 

 

 

仕事を辞めたわたしが毎朝のルーティーンをひとつだけ決めました。

 

トイレ掃除です。

 

え?そんなこと?

でも恥ずかしながら会社員として働いていたときはパートナー共々朝が激早でしたので

できる家事がほとんどなかったのです・・( ;∀;)

 

ルーティーンを作ることがすきなわたし。

だけどそのルーティーンをこなさないと!と縛られてしまうわたしもいる。

会社員ではないので何にも縛られたくなくて、ひとつだけ決めたのが

「トイレ掃除」でした。

 

なぜ今になってたったひとつの毎朝のルーティーンに「トイレ掃除」を

選んだのか。

きっかけとパートナーからの言葉と共に独り言として綴りたいと思います。

 

 

 

トイレの神様を信じてきた

 

わたしは地元新潟で2年間調理師の専門学校へ通っていました。

めちゃくちゃ校則が厳しくて特に、身だしなみ、言葉遣い、立ち振る舞いに対して強く指導していただきました。

 

わたしは忘れもしないのです。

校長先生(女性でした)がわたし達が入学して初めての授業で言ったこと。

「女性は身だしなみとして口紅は必ずしなさい。」

「女性も男性もマナーとして必ずトイレの便座は閉めなさい」

 

わたし、母親、姉、女三人、男父一人しかいない環境で育ったので男性のトイレ事情はほぼ無知。

そして、父は座って用を足していた。

そもそも洋式の便器を全部上げて用を足すことも高校生まで知らなかったので、

「そうだよ!みんなが便座閉めたらきれいだし運気上がりそう!」

なんて、ちょうど当時【トイレの神様】という歌も流行ったので

軽い気持ちで「便座閉め」を実行した。

 

よくスピリチュアル的に、水回りをきれいにすると運気が上がる、ともいうし

自分だけではない、家族みんなが使う汚いところほどきれいにすれば、家族みんなの気分もよく、それがいいモチベーションへ繋がる

なんて言いますよね。

 

トイレの神様】をこっそり信じ、「便座閉め」を習慣にしました。

(トイレ掃除ではなくここはあえての便座閉めを習慣にしてるのがわたしらしいw)

 

 

 

たった一つのお願い「便座だけは閉めて」

 

 

数年前の話し。

 

パートナーと同棲を開始する時、何か決まりを作る?けど、決まりを作ってもうちらやらないよね〜なんて話をしていた。

だけどわたしからひとつだけ彼に懇願した!

 

「トイレの便座だけは閉めて!」と。

 

パートナーはハァ?となって

「俺は立っておしっこするし便座閉める習慣がないから出来ない!てかしない!」

を何度も言っていた。

わたしもやってくれないパートナーに繰り返し繰り返し言い続けた。

 

そして今日に至る。

 

すっかりパートナーは「便座閉め」を習慣化。

 

 

 

「便座閉め」を習慣にできてよかった

 

 

わたしが「トイレ掃除」を毎朝のルーティン化しようと思った理由はパートナーが、

「便座閉めを習慣にできてよかった。どこに行っても便座閉めてるよ。ありがとう。」

と言ってくれたことがきっかけだった。

 

居酒屋へ行った時、男女兼用お手洗いの際、

わたしがパートナーの後に入った。

便座が閉まっていて、とても気分が良かったのを伝えたら、そう言ってくれたのだ。

お互いに「ありがとう」という気持ちだった。

 

 

そういう会話をするわたしたちに温かい空気が流れている気がした。

「便座閉め」の習慣化が運気アップに繋がったかどうかは分からない。

正直、そんな小さなことはみなさんにとってはどうでもいい日常であるかもしれない。

だが、ずっとそれをいつでもどこにいても、やってきた事実は、誰をも不快にはしない。

 

そして何よりもわたしが学生の頃から行ってきた習慣を、パートナーも同じ気持ちで習慣化してくれて、10年間やり続けてくれたことが何もよりも嬉しい。

そういうささいなことですら、相手を思い遣る気持ちに繋がる。

 

 

 

 

 

10年経ってお互い時間の余裕が生まれた今、

「トイレ掃除」を毎朝のルーティンにして再び初心に戻り、クリアな気持ちで進んでいきたいと思う。