ニートを楽しむただの女

何もない持ってないし要らない人間のやること。心の解放と言葉の居場所を。

安藤美冬さんの【新しい世界へ】を読んで、時を過ごしてとことん自分と向き合ってあげようと思った

 

こんにちは、とも実です。

ページを開いていただきありがとうございます。

 

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今朝早く旦那さんがキャンプへ出かけていった。

 

森は寒いけど焚き火であったまって自然のパワーで癒されてきておくれ。

 

曇り空も朝のうち。正午をめがけて太陽が出てきた。洗濯をしてよかった。

 

今日もなんてことない1日が始まります。

それを感じ取れる事が今の心の余裕、幸せです。

 

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さて、本日は【読書の時間】です。

 

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【新しい世界へ】安藤美冬

 

▼本の内容▼

「こわいことほど、人生に、ブレイクスルーを起こす」元祖ノマドワーカー、新しいパイオニアとして知られている安藤美冬さん。SNS断ちをすることで、自分の「おそれ」ととことん向き合い、それをひとつずつ手放していった著者が綴る、誰もが新しい自分、新しい世界へ行くための方法。そっと背中を押してくれます。 

 

 

 

 

社会人になっても「〜せねばならない」という固定概念に縛られてきたわたし。


日本人は常に働いている。働いていなくちゃいけない、という固定概念がある。

わたしもそのひとりで何度か仕事を辞めたけど、その度に自己嫌悪になり、早く働かなきゃ!と先を急いでいました。

 

そんなこともあり、著者がメキシコ人から学んだことがこころに刺さりました。

 

スペイン語で「過ごす」という言い回しがある。
何もしないでただ時を過ごすだけ。
何もしないで幸せを感じて浸っているだけ。
何もしないで色んなものから解放されるとき。

 

わたしは、ただ「過ごす」ことも立派な過ごし方だなと、思いました。

そう思うと、仕事を辞めても尚先が進んでいない自己嫌悪がスーッとなくなる感覚。

きっと自分は今人生でこの過ごし方をしている期間なんだと思いました。

 

 

 

人は結果を求めがち。

 

仕事を辞めたから次にやりたいこと見つけなきゃ!…見つからない
仕事を辞めて収入がないからどんどん貯金が無くなってく…早く働かないと!
行動を起こしてからの「結果」に拘りすぎてうまくいかない時には落胆する。


「結果」は大事です。


でも、今のわたしのようにただ「時を過ごす」だけの日々ならば、「結果」を急いで求めるよりもまず、「仕事を辞めた自分」にフォーカスしてあげる事が大切だと思った。


物理的(次の仕事が決まっている、貯金も充分にある)に準備してから仕事を辞めるのは誰にでもできる。

ただ物理的にいい状態でなくても、心理的に心が常に整っていればいつでも崖から飛び降りることはできる。
わたしは後者です。だから心の状態を「良」に整えて崖から飛び降りた自分を褒めてあげたい。

 

 

 

自己嫌悪にならないで。必ず手放して良かったと思えるモノがある。

 

ウジウジと仕事や人間関係で悩み、日記には毎日ネガティブな愚痴を書く。飲み会では会社の不満や人間関係の愚痴の言い合い。そんな日々でした。


完全にわたし自信がネガティブ思考にはまって、そういう人を引き寄せていた。


それじゃぁどんどん自分がネガティブな思考や人間に蝕まれていく。

そうなりかけていたのだとようやく気付きました。

 

仕事を辞めて良かったこと。


嫌な愚痴の言い合いの人間関係を手放せた。

 

人間関係を手放す事はこわいことです。
人は誰にでも承認欲求があり、人に嫌われたくないと思う人がほとんど。


その人間関係、自分にとって必要のない人間関係を手放さたことが、今のわたしの心の余裕をつくるひとつになっています。

 

嫌な人間関係から解放されてただ過ごす。

 

そうやって時を過ごして感じることは、
プラス思考、幸せな感情、ありがとうという気持ち。

 

これが自分の芯の中にある本当の感情なのかもしれません。

 

 

終わりに

 

こわいと思う事に挑戦する為に、自分がどうあるべきか、どんなセルフイメージを持ちどんなマインドであれば良いか。

ご自身の経験をもとにとても強く優しい言葉で書かれている印象でした。

当時の著者の仕事の真髄とも言えるSNS断ちをしたからこその説得力があります。

 

わたし自身の「セルフイメージ」はかなり低いと思います。ひとつのことに対して自信を持てるまで人一倍、それ以上やらないとダメだ、とずっと思ってきていました。

でもそうやって卑下しながら自分を守っていただけだったんだなって。

「そんなことないよ!とも実は頑張ってるよ!」と言って欲しかっただけなんたなって思いました。

 

とことん自分との向き合い方、常に良い心理状態である為の自分との付き合い方を教わった気がします。

 

 

 

読んでくださりありがとうございました。