ニートを楽しむただの女

何もない持ってないし要らない人間のやること。心の解放と言葉の居場所を。

嫉妬の感情からなりたい自分へのステップ

 

いつもよりも早く目が覚めた。
理由は空腹だから。


そのようなことはストレス社会で生きていた時はほとんど無かったのに、「空腹で起きる」ということはちゃんと睡眠がとれているということでいいのであろう。
当たり前だが寝る直前に食べたりお酒を飲んだりしなければ胃はもたれない。
その「当たり前」が出来なかったんだよな…今でも飲み過ぎて出来ない日もあるけど。

 

体を目覚めさせる為、白湯を飲む。
白湯は健康、美容に良いとされネット検索すれば大量の情報で溢れている。
だからなのか何となくわたしも白湯を飲むことは続けている。
若い頃は目覚めの一杯がコーヒーだったが、さすがに今ではそれがキツイ。
身体が温まるのを待ちながら読書でもしましょうか。


文字を追いながら目に止まった「嫉妬」というフレーズ。

 

思い返してみる。わたしは人に嫉妬をした事があったか?

 

「嫉妬」は自分が欲しいものを相手がもっているときに起こる感情。


「嫉妬」をすることで起こりうる感情ふたつ。


「いいなぁ、自分もそれを手に入れたい!頑張ろう」となるか、
「自分も頑張ってやってるのに、なんであの人ばっかり…」と批判的な感情になり、自分の現実を受け入れることが出来ないか。

 

わたし自身よく「嫉妬」されたと思う。
いいよね、可愛くて。いいよね、若くて。いいよね、仕事が出来て。若いんだから出世した方がいいよ。
職場ではいつも言われた。
女の嫉妬だろうか、陰口を言われたりいじめられたこともあった。
だからわたし自身は、社会人として生きてきた中で誰かに「嫉妬」したことはほとんどない。
人に嫉妬する暇なんか無いくらい、自分自身を常に向上させていたかったから。

 

じゃぁ、いつ誰にどんなことで「嫉妬」した?

 

コツコツと小さな努力を続けれる人。
勉強したり、本を読んだり、自分の経験を人に話したり文章を書く事でアウトプットし続けている人。


これがわたしが苦手としていて、わたしが最も欲しいと思うものをもっている、出来る人。
会ったこともない、自分のことを知らない携帯の画面の中にいる人へわたしは「嫉妬」している。


でもこの「嫉妬」の感情に気づいた時、モヤモヤしていたものがとれて、さらに自分のコンプレックスを洗い出し、今やらなけらばならないことが見えてくる。

 

「嫉妬」=「批判」ではない。
自分の嫉妬を認めて、行動するきっかけにする。批判ばかりして、叩いてしまうとそこで人は満足してしまう。

 

羨ましいと、と思う感情を素直に認める。
だって、その「羨ましい」と思う人こそが自分の目標に限りなく近い存在だから。
その人を批判してる自分は、成功へは遠のいていく。負の連鎖にしかならない。

 

ちなみにわたしに嫉妬をして、いじめをした人は同性の上司。
おそらく自分よりも若い人間が出世をして、さらに上の上司から可愛がられることへの嫉妬、自分の立場が怪しくなると思ったのだろう。こういう人間関係のいざこざはよくある。愚かだな。そしてそれに負けた自分も情けない。この経験は2度と同じ事をするまいと大いに役立った。
批判する自分と批判する他人、どちらも負の存在でしかない。

 

学生の頃、親に教科書丸暗記すればテストで失敗しない、と教え込まれた。
だからなのか1文字すら読み残しのないように読んでしまう癖がついた。


最近では「速読」の本も出ているから、この癖を直してもっとたくさんの本を読みたいと思い、習得したかった。


でも、わたしにはそれは向いていないようだ。
「嫉妬」のフレーズが出てきた章を何度も読み返している。
頭の中が思い付いた言葉たちでぐちゃぐちゃになっている。まとまりのない言葉。なかなかまとまってくれない。

 

ここからだ、ここを我慢して、メモなりしてこの本で得た知識をちゃんと自分の中に落とし込むんだ。

 

わたしの苦手な「コツコツ」
今日もコツコツとこの作業を続ける。

 

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